ユーザー停止機能とは、組織内のユーザーを残したまま(データも維持したまま)、停止状態にできる機能です。
停止されたユーザーはログインできなくなります。また、ログイン中の場合はログアウトします。
ユーザー停止機能はビジネスプラン/エンタープライズプラン/KDDI Chatwork でご利用いただけます。
ユーザー停止機能をお使いいただけるのは、組織内において「ユーザー管理者」または「組織管理者」の権限を持つユーザーです。また、これらの権限を持つユーザーでも、操作しているユーザー自身と組織管理者の権限を持つユーザーを停止状態には変更できません。
※停止中のユーザーについても引き続き Chatwork 上では 1 ライセンス (KDDI Chatwork の場合は 1 ユーザー) としてカウントされますのでご注意ください。
※アカウントを停止したログは、ログ・エスクポートで出力されません。
目次
ユーザーを停止する
ユーザーを停止状態に変更するには、管理画面にあるユーザーリストのユーザー詳細画面から変更します。ユーザー詳細画面の末尾にある「ユーザーを停止する」を選択し、表示される確認ダイアログの OK ボタンを押すことで停止状態になります。停止状態になったユーザーがログイン中の場合はログアウトします。
ユーザー停止処理が完了すると、ユーザー詳細画面の表示が変更されます。停止状態のユーザーの「プロフィール情報」「個別セキュリティ設定」「権限設定」の変更はできなくなります。
また、ユーザーリスト画面では、停止状態のユーザーは背景がグレーになり、停止中のバッジが付与されます。
ユーザーを停止解除する
ユーザーを停止解除するには、管理画面にあるユーザーリストのユーザー詳細画面から変更します。ユーザー詳細画面の末尾にある「ユーザー停止解除」を選択することで停止が解除されます。
停止解除されると、「プロフィール情報」「個別セキュリティ設定」「権限設定」の変更ができるようになります。また、ユーザーリスト画面では背景色のグレーと停止中のバッジが削除されます。
ユーザー同期機能を併用する場合
エンタープライズプランまたは KDDI Chatwork をご契約中で、ユーザー同期機能をお使いの場合は、ユーザー停止機能を管理画面からご利用になることはできません。
連携しているユーザー ID 管理システムでユーザーを停止または停止解除することで、 Chatwork のユーザーも停止、停止解除します。この場合も同様に、ユーザーリスト画面では停止中のユーザーについては背景がグレーになり、停止中のバッジが付与されます。
停止中のユーザーについて
自分が停止中となった場合
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ログイン中の場合、ログアウトします
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ログイン画面から、ログインできなくなります
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モバイル版アプリのプッシュ通知は停止します
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未読メール通知に関しては引き続き送付されます
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Chatwork API や OAuth に関しては以下のようになります
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API 利用権限が削除されるため、発行済みの API トークンは削除されます
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API 利用権限が削除されるため、発行済みの OAuth トークンは削除されます
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API 利用権限が削除されるため、OAuth の認可コードは発行されなくなります
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API 利用権限が削除されるため、Webhook の設定は削除されます
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作成済みの OAuth クライアントは引き続き所有者となり、 OAuth クライアントとして機能します
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相手が停止中となった場合
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Chatwork 上の名前の表示の後ろに (停止中) と追加されます
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停止中のユーザーとのダイレクトチャットでメッセージを送信できます
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停止中のユーザーも引き続きコンタクト検索の対象となります
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停止中のユーザーを管理画面から、ユーザー管理者または組織管理者に変更することはできません
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停止中のユーザーも引き続きグループチャットの管理者となります
(停止中のユーザー以外に管理者がいない場合でも同様ですので、事前に管理者権限を確認することをおすすめします)